2025/08/17 11:00

こんにちは。Leaf Style Jewelryです💎


ダイヤモンドは地球の奥深くで数十億年かけて形成されます。
その成長過程の中で生まれる“痕跡”のひとつが、
グレイニング(Graining)と呼ばれる現象です。
肉眼ではほとんど分からないことが多いものの、
専門家や宝石愛好家の間では注目される要素のひとつです。

グレイニングとは?

グレイニングは、ダイヤモンドの結晶構造の中で成長の方向や速度に微妙な違いが生じた結果、
内部に線状や帯状の模様として現れる現象です。
これらは光の屈折や反射に影響を与え、
顕微鏡や強い光を当てたときにのみ確認できます。


グレイニングの種類

  • ホワイトグレイニング(White Graining)
     白くかすんだような線や帯状の模様。

  • カラードグレイニング(Colored Graining)
     茶色や灰色など、色味を帯びた筋。

  • 反射グレイニング(Reflective Graining)
     光が当たると銀色や虹色に反射するタイプ。


評価への影響

GIAなどの鑑定機関では、グレイニングはクラリティ評価に影響する場合があります。
ただし、肉眼で見えない微細なグレイニングは、
美観や日常使用にはほとんど影響しません。
むしろ「天然の成長痕」として、
その石が地球で形成された証と考えることもできます。


グレイニングを楽しむ視点

宝石顕微鏡でグレイニングを観察すると、
まるで年輪や流れる水のような模様が現れます。
こうした自然が生み出したパターンを鑑賞するのも、
ダイヤモンドの奥深い楽しみ方のひとつです。


ダイヤモンドの美しさは、輝きや透明度だけでは語り尽くせません。
グレイニングのような成長の痕跡は、石ひとつひとつの個性であり、数十億年の物語を秘めています。
ぜひ、ルーペや顕微鏡で覗いて、その世界をのぞいてみてください。



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